一般財団法人ボーイスカウト北海道連盟維持財団
理事長 鎌倉 伯男
この度、当財団は、新公益法人制度に沿った新しい法人として、北海道知事の認可を得て、平成25年4月1日をもちまして一般財団法人に移行いたしました。なお、この移行にあたり、財団法人の解散登記及び一般財団法人の設立登記を行いましたが、これまでの財団法人の全ての権利義務は一般財団法人が承継し、法人として同一性をもって存続いたします。
スカウトとは「先駆者」のことで、ボーイスカウトとは「自ら率先して幸福な人生を切り開き、社会の先頭に立とうとする少年」という意味を持っています。
1907年イギリスのブラウンシー島でイギリスの退役将軍ロバート・ベーデンーパウエルが、野外教育を通じて少年たちが男らしさを身につけ、将来社会に役立つ人間に成長することを願い、20人の子どもたちとともに実験キャンプを行い、このキャンプの体験をもとに「スカウティング・フォア・ボーイズ」という本を著し、少年たちの旺盛な冒険心や好奇心をキャンプ生活や自然観察、グループでのゲームなどの中で発揮させ、「遊び」を通して少年たちに自立心や、協調性、リーダーシップを身につけさせようとしました。
この「スカウティング・フォア・ボーイズ」を読んだ子どもたちの間に自然発生的に「ボーイスカウト」の組織が生まれ、今や世界155カ国で2,600万人がボーイスカウトの活動に参加しています。
未来を担う子どもたちを取り巻く環境は恵まれた状況にあるとは言い難い現代社会において、健全な心と身体を培い生きる力を育むことが重要になってきております。
これらの社会的課題に応えるボーイスカウト運動は
○ 青少年の自発活動として
○ 人格・健康・技能・奉仕を育むために
○ 幼年期から青年期にわたる各年齢層に適応するよう、年齢に応じた部門で、それぞれ一貫したプログラムによる、社会教育活動を行っています。
特に、ボーイスカウト運動での教育は他の青少年団体と異なり
◎ 「ちかい」と「おきて」の実践を基盤に
◎ 班制度(小グループ活動)
◎ 進歩制度(バッジシステム)とターゲットバッチ・技能章課目
◎ 自然から学ぶ野外活動
などの特色ある教育システムで、ボーイスカウトの各種研修・トレーニングを受けたボランティア指導者のサポートのもと、北海道内では52団で184の隊により1,900名が加盟して活動をしております。
当財団は、明日の北海道を担う青少年の健全育成を目的とする社会教育活動であります「ボーイスカウト運動」を財政面で支援するために設立された財団であり、維持会員皆様方の温かいご援助とご協力により、健全でたくましい青少年のために着々とその実績をあげております。
当財団の目的と事業にご賛同をたまわり、維持会員にご加入いただきますようお願い申し上げます。
◇ 設立:昭和40年4月1日
平成25年4月1日(一般財団法人認可)
◇ 代表者:理事長 鎌倉 伯男
◇ 維持員数:特別維持員 7者/賛助維持員 85者/通常維持員 59者
◇ 基本財産:60,249,070円
◇ 事務局:(株)伊藤組 関連事業部内
〒060-0004 札幌市中央区北4条西4丁目1
TEL:011-241-7840
FAX:011-232-4678